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隠岐に2日間限定の回転ずし 回る仕掛けは手作りで

すしが「回転」する仕掛けは段ボール製の手作りで手動式

すしが「回転」する仕掛けは段ボール製の手作りで手動式

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 2日間限定で回転ずしを提供するイベントが7月17日・18日、隠岐の居酒屋「紺屋」(海士町海士)で行われた。

タッチパネルを模して用意した段ボール製の飾り物

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 同店がある中ノ島は人口2200人余りの離島。島内にすしを提供する店はあるが、回転ずし店はない。最も近い境港市(鳥取県)の店でもフェリーで3時間余りかかることから、もっと気軽に回転ずしを味わってもらおうと店主の中村徹也さんが企画した。

 両日共イベントに合わせ、カウンターの上にベルトコンベヤー状の仕掛けを用意。仕掛けは段ボール製で、従業員の瀬脇一憲さんとロドリゲス拓海さんが手作りした。すしの皿を載せた仕掛けの端を従業員が手で引くと、皿が客の目の前まで移動する仕組み。工夫を凝らしたものの、実際の営業で注文が飛び交い始めると引き手を務める従業員が不足し、両日共ほぼ稼働しないままに終わった。

 楽しみにしていた客の一部から「これでは回転ずしと言えない」と苦笑交じりの指摘を受ける一幕もあったが、店側は動じず皿は手で運んで提供。中村さんによると、2日間合わせて40人ほどが来店し、調理場では従業員総出で注文をこなしたという。

 17日、長女と2人で来店した藤本淳さんは「明らかに企画倒れだが、味は『回転しないすし店』に勝るとも劣らず」と満足げな様子を見せていた。

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