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隠岐のミカン、摘花作業たけなわ 国内北限の「崎みかん」

ミカンの花を摘む様子(写真提供=ミナミマイさん)

ミカンの花を摘む様子(写真提供=ミナミマイさん)

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 隠岐・中ノ島で現在、「崎みかん」の摘花作業がピークを迎えている。

5月に咲くミカンの花

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 崎みかんは、島特産の温州ミカン。国内では佐渡(新潟県)と並ぶ北限のミカンとされる。生産の最盛期には約10ヘクタールの畑があり、主に隠岐諸島の需要をまかなってきたが、1972(昭和47)年の価格暴落などでほぼ途絶えた。現在は、畑8ヘクタールを目標に農家の白石宗久さん・丹後貴視さんの2人が、復活と活性化に取り組んでいる。昨シーズンは、わせ種の崎みかん約6トンに極わせ種などを合わせた約10トンを出荷した。

 5月に咲く花を摘み取る「摘花」は、実の成りを良くするために欠かせない農作業。手作業で行わなければいけないことから、2人の呼び掛けで島内の人も作業を手伝うことがあるという。5月22日は島内でサロンを営む島根輝美さんが手伝いに訪れた。

 島根さんは「昨年は友人の仲立ちで届けてもらった花を初めて使い、アロマセラピーに使う精油や香りを楽しむ蒸留水を作って好評を得た。今年は摘花から携わりたいと考えていた。摘んだ花はもらって持ち帰り、今年も精油や蒸留水に加工したい」と、かんきつ系の香りを放つ白い花を1つずつ手早に摘み取っていた。

 作業は6月中旬まで続く。

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