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コロナ待機の高校生に「お楽しみ掛け紙」 配食の弁当へ隠岐の旅館

手製の「お楽しみ掛け紙」と弁当。この日は、島外から差し入れの食品も届けた

手製の「お楽しみ掛け紙」と弁当。この日は、島外から差し入れの食品も届けた

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 新型コロナウイルスの感染確認が続く隠岐・中ノ島で、町独自の「まん延防止期間」を校内寮で過ごす高校生を慰めようと町内の旅館が弁当に手製の「お楽しみ掛け紙」を付けて提供している。

高校生の好みに合わせたメニュー「ロコモコ風弁当」

 弁当を提供しているのは、旅館「お泊り処(どころ)なかむら」(海士町海士)。掛け紙は、本土出身の生徒が外出を自粛して過ごす隠岐島前高校(福井)の校内寮向けに注文を受けたおかみの中村美香さんが思い付いた。夫で館主の徹也さんも賛成。多い日で約50人前を数日おきに届けてきた。

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 掛け紙は美香さんの手製で、内容は小鳥のイラストやチャート診断、間違い探しなど。期間中を含む4月21日からの休校で待機が長引く中、「せめてもの楽しみと暇つぶしになれば」と思いを込める。

 5月1日の掛け紙に盛り込んだのは、「間違いやすい敬語」「手のひらのツボ」「2021年の流行予想(食品ほか)」など。スタッフの瀬脇一憲さんらが早起きして作ったロコモコ弁当45人前の一つ一つに添えた。一方で、大型連休を受けて当面の受注はこの日が最後に。「頭をひねるもネタが尽きそうだった」という夫妻心づくしの掛け紙も、いったん終わる。

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