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隠岐・島前に「こどものまち」 トークン発行、仮設都市で生産・消費・納税を体験

イベントを企画・運営する田部未空さん(写真前列中央)ら隠岐島前高校の生徒

イベントを企画・運営する田部未空さん(写真前列中央)ら隠岐島前高校の生徒

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 小・中学校の児童・生徒が「市民」を体験できるイベント「島っ子ビレッジ」が12月8日・9日、隠岐・島前中ノ島の隠岐開発総合センター(海士町海士)で開かれる。

隣島にも出向いて参加を呼び掛けた

 独ミュンヘンで始まった子ども向けの市民体験イベント「ミニ・ミュンヘン」にならって国内各地でも開催されてきた「こどものまち」の島前地域版として開かれる同イベント。主催は隠岐島前高校の生徒有志らで、高知版こどものまち「とさっ子タウン」をよく知る同高校3年生の田部未空さんを中心に企画・運営する。

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 当日は、同センター内に「都市」を仮設。参加する児童・生徒は職業紹介所や職場、商店、銀行、税務署、役場などのブースを回ることで、労働による生産や生産の対価として得るトークン(代用貨幣)の消費、納税などを体験できる。

 「働いて得たお金を使ったり納税したりという体験で社会に興味を持ってもらいたい」と田部さん。「島前3島の小中学生が交流できる場にもしたい」と、同島や西ノ島のほか11月23日には知夫里島(知夫村)の村立小中学校に出向いて参加を呼び掛けた。中学生の野村師堂さんは「面白い取り組みだと思う」と話していた。

 開催時間は、8日=13時15分~17時、9日=9時~12時。参加無料。定員は各日50人で申し込みが必要。各小中学校を通じて配布した参加同意書を学級担任の教員へ提出して申し込む。