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西ノ島に「コミュニティ図書館 いかあ屋」 隠岐4島に公共図書館出そろう

来館者でにぎわう館内の様子

来館者でにぎわう館内の様子

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 隠岐・島前西ノ島に7月21日、町が設ける公共図書館「コミュニティ図書館 いかあ屋」(西ノ島町浦郷、TEL 08514-2-2422)が開館した。

海に臨んだ芝生広場も備える

 トンネルを挟んで浦郷港の東側に当たる浦ノ谷地区にオープンした同施設。建物面積は約1000平方メートル。現在の蔵書数は約2万3000冊で、収蔵最大冊数5万冊の規模を持つ。従来は蔵書数4000冊に満たない町中央公民館の図書室が図書館代わりになっていたところへ、公共図書館に多目的室や娯楽室、キッズスペース、カフェスペース、クッキングスタジオを併設する「コミュニティ図書館」の新設を計画。昨年7月に着工していた。

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 計画では、開館に先立ち同図書室に専門の司書を配置。島ならではの図書館の在り方を探ろうと、島民の意見を広く求めるワークショップを開くなどして準備を進めた。施設の愛称は「いかあ屋」。いかあは、地元の言葉で「行こうよ」という意味。同図書館の開館で隠岐4島には、全ての町村で公共図書館が整った。

 当日は、14時にテープカットで開館。瀬戸内市民図書館(岡山県)の嶋田学館長を招いての記念シンポジウムなどを開いた。翌22日は、同島からも生徒が通う隠岐島前高校(海士町)の有志らがバンド演奏を披露したほか、館内の設備を活用してカレーライスや弁当、茶菓などを提供。両日にわたって開かれたマルシェと併せ、新しい図書館を一目見ようと訪れる来館者でにぎわった。

 開館時間は10時~19時。水曜休館。