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離島・隠岐で音楽フェス 「武道館20杯分」レベルの観客動員、手弁当で目指す

販売やノベルティー向けに製作したオリジナルTシャツ

販売やノベルティー向けに製作したオリジナルTシャツ

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 隠岐・島前中ノ島の隠岐神社(海士町海士)で7月14日・15日、音楽と食を楽しむイベント「AMA FES(アマフェス)」が開かれる。

アマフェスが開かれる離島・海士(あま)町

 同島が町域の海士(あま)町在住の有志でつくる実行委員会が開く同イベント。メンバーは、いずれもライブや野外フェスなどの音楽好き。町内の旅館主・中村徹也さんと本土の米子市(鳥取県)でライブハウスを営む黒田雅彦さんを中心に手弁当で同イベントの計画と企画運営に当たってきた。

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 過疎の離島という立地から、予想観客動員数は多く見積もっても数百人。人口比で東京都になぞらえると島民数約2300人の同島では計算上、5人の動員が東京武道館の満席に、100人の動員が同20杯分に、それぞれ当たる。運営資金も課題で、計画時にはほぼゼロ。当日は「投げ銭」を募るものの入場無料のため収益は見込めず、オリジナルTシャツなどのグッズ販売にも限界がある。一方、アーティストは2日ないし3日がかりの来島となるにもかかわらず13組が出演を快諾したという。

 実行委では現在、クラウドファンディングで資金を募っている。50万円の目標額には、スタートから3日間で到達。出演料のほかステージや同島をはじめ本土からも出店する飲食ブースなどの会場設営費、イベント保険料などに充てる。

 黒田さんは「3日間での到達には驚いた。感謝している」と声を弾ませながらも、実際に必要な資金の調達までには「あと一歩、もう少しというところだ」と打ち明け、「島内外からの来場客はもちろんのこと、出演するアーティストや運営スタッフにも楽しんでもらいたい。とりわけ若年層の思い出に残るフェスにできれば」と意気込む。

 開演時間は、14日=11時、15日=13時。入場無料。クラウドファンディングは今月9日まで。