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隠岐が舞台の短編映画、国際フェスで入賞 ロケ支援の地元から喜びの声

短編映画「The  Band’s New Stage(ザ・バンズ・ニュー・ステージ)」の1カット(写真提供=ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2018)

短編映画「The Band’s New Stage(ザ・バンズ・ニュー・ステージ)」の1カット(写真提供=ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2018)

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 隠岐・島後(隠岐の島町)を舞台に製作された短編映画が6月4日、米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2018」で「avex デジタルアワード」を受賞した。

隠岐の島町内で行われたロケの1シーン

 同アワードを受賞したのは、「The Band's New Stage(ザ・バンズ・ニュー・ステージ)」。あらすじは、絶海の離島で情報に疎いという設定の同町を舞台に無名のインディーズバンドを率いるリーダーの青木らがライブの開催を企てるとともに自らを東京で大人気のアーティストだと詐称して乗り込み、想定外の大歓迎を受けるというもの。メガホンを取ったのは映像制作者の田中雄之さんで、昨年6月にはエキストラ延べ300人を動員して同町でロケを行っていた。

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 東京で開かれた同映画祭では、開幕日の4日に同作品の受賞を発表。17日に発表されたグランプリの受賞は逃したものの、知らせを受けた同町からはロケの誘致と支援を行った「隠岐の島フィルムコミッション」の関係者らを中心に喜びの声が上がった。

 同コミッションを運営し、田中さんと数年来の親交がある齋藤あや子さんも受賞を喜ぶ一人。「映画の制作に真っすぐな情熱を燃やし続ける田中さんを今後も応援していきたい」とエールを送る。併せて今回の受賞が、直接・間接的に地元への経済効果をもたらす新たなロケ誘致への「呼び水になれば」と期待をにじませた。