
隠岐・島前知夫里島の古海地区(知夫村)で現在、古民家を改修して民泊施設を開業させようというプロジェクトが進んでいる。
地域おこし協力隊として同島へ移住し、島外から同島の小中学校に進んだ「島留学」の児童・生徒が生活する寮でハウスマスターを務めている余島純さんを中心に進む同プロジェクト。島留学の下見などで島外から訪れる家族連れなどを対象に、気軽に滞在してもらえる場所を提供しようと、民泊施設の開設を思い立った。
施設は、島にある築60年の民家を地元と協力しながらDIYで改修。費用は、ふるさと島根定住財団からの助成金などを充てる。クラウドファンディングも活用し、資金を募っている。
「子どもが大人と思いっきり遊べて学べる民泊施設を目指したい」と余島さん。施設には「よしまんち」と名付け、「将来、教え子が島を訪れたり、Iターン・Uターンを望んだりしたときの拠点としても、気軽に利用できる場所になれば」と意気込む。
クラウドファンディングの受け付けは1月30日まで。