
隠岐・島前中ノ島(海士町)の就労継続支援B型事業所「さくらの家」で6月24日、交流会が開かれた。
「利用者と地域の方が交流する機会をつくりたい。いつも頭の片隅で考えている」と話すのは、施設長・本多美智子さん。仲間と食事を共にする利用者がお互いの笑顔で良い影響を与え合っていることに気付き、こうしたムードを共有したいと定期的な開催を目指す。今回が2回目。世代や職場が異なることから普段の交流が限られる地元住民が交流できる場にもしたい考えだ。
当日は、延べ40人が参加。同事業所の手作りで島内への販売もある「特製カレー」をその場で提供(400円)することで、利用者と地元住民がテーブルを囲んだ。
「まだ2回目で始まったばかり。しっかり定着させられれば、次へのステップアップも考えていきたい」と本多さん。「開催は、毎月最終土曜。ぜひ来場を」と呼び掛ける。