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隠岐神社でホタル鑑賞会 夏至の森を島民・観光客ら散策

隠岐自然村のスタッフが捕らえたホタルを観察する参加者ら

隠岐自然村のスタッフが捕らえたホタルを観察する参加者ら

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 隠岐・島前中ノ島(海士町)の隠岐神社で6月18日、ホタル鑑賞会が開かれた。

夕暮れの境内に集まった参加者ら

 海士町中央公民館が開いた同イベント。「ふるさと再発見ツアー」と銘打って、隠岐神社境内と周辺の森に生息するホタルを鑑賞・観察してもらうとともに、同神社が祭る同島ゆかりの人物・後鳥羽上皇が残した和歌などに触れる機会を設けた。

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 当日は、島民を中心に本土から訪れた観光客も参加。大人と子ども合わせて約30人が社殿に集まった。鑑賞会では、承久の乱での敗北をきっかけに1221年、京都を追われ同島へ配流になった上皇について村尾宮司が解説。新古今和歌集を編ませるなど歌人としても知られる上皇が、ホタルを詠んだ和歌などを紹介した。

 ホタルの解説は、島内でエコツーリズムや環境教育に携わる「隠岐自然村」の深谷治さんが担当。代表的なホタルでゲンジボタルとヘイケボタル、ヒメボタルの生態などを手製の光る教材などを使って説明した。

 1年で最も日が長い夏至(6月21日)を控え、なかなか訪れない日暮れを待ちわびて参加者らは神社周辺の森へ。懐中電灯を頼りに真っ暗な小道を進むと、周辺に多いヒメボタルが放つ光が独特のせわしない瞬きを見せていた。