隠岐・知夫里島のフェリー新岸壁で接岸試験 7月の供用開始目指す

完成した新岸壁に試験接岸するフェリーおき。左手で新フェリーターミナルの建設が進む

完成した新岸壁に試験接岸するフェリーおき。左手で新フェリーターミナルの建設が進む

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 隠岐・島前の知夫里島(知夫村)で6月19日、完成した新フェリー岸壁への接岸試験が行われた。

新岸壁に接岸したフェリーおき

 接岸試験が行われたのは、島の玄関口・来居港。老朽化した港湾設備を刷新しようと、フェリーターミナルと岸壁の再整備が同時に進められてきた。

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 一足先に工事が終わった新岸壁の位置は、昨年9月まで使われていた旧岸壁とほぼ同じ。建設が進む新ターミナルが完成すると、ターミナル2階から延びる乗船通路と接岸するフェリーのエントランスが可動式のギャングウェイで結ばれ、現在は船底から入って急な階段の上り下りが必要な旅客の負担が軽くなる。

 当日は、隠岐汽船が本土航路に就航させているフェリーおき(全長=99.5メートル、総トン数=2366トン)を運航ダイヤの間合い時間を利用して隣島・中ノ島(海士町)の菱浦港から回漕(かいそう)。関係者らが見守る中、実際に新岸壁へ接岸させ、船体正面のハッチ(開口扉)から下ろして車両を乗り降りさせる跳ね橋の架かり具合や甲板から投げたとも綱を掛けて船を岸壁につなぐビット(係留柱)の使い勝手などを確かめた。

 新岸壁の供用は7月15日から。新ターミナルの完成は年度内を予定する。

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