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隠岐で落語講演会 「思いやりの心」テーマに

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笑いの絶えない笑福亭仁嬌さんの講演

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 隠岐・海士町の隠岐開発総合センター・島民ホール(海士町海士)で3月5日、「思いやりの心を大切にする人・町」をテーマに、落語家・笑福亭仁嬌さんを迎え講演と落語が行われた。主催は同町と隠岐地域人権啓発活動ネットワーク協議会。

会場となった隠岐開発総合センター・島民ホール

 講演に先立ち、あいさつに立った山内道雄・同町町長は「人権意識は日常で育まれるもの。『思いやりの心』について考える機会となれば」と集まった聴衆に語りかけた。

 講演の演題は「落語の中の人権」。講師の笑福亭仁嬌さんは、上方お笑い界の大御所の一人として知られる笑福亭仁鶴さんを師匠とし、40年テレビ・ラジオや寄席「天満天神繁昌亭」(大阪市)の高座などで広く活躍している。

 「ここまで大阪から8時間かかった」「ハワイへ行く方が早いでんな」とテンポ良く切り出し、「でも海士町で講演するのが夢だった」と笑いを誘う。落語の歴史に触れ、しゃれや小話といった短いものが元になり、「普通じゃないもの・ことを笑う」筋立てが主流となったと話す仁嬌さん。現代では、表現を変え受け継がれている古典的な落語に触れ、「落語を通して笑いながら、人権や差別、人の温かさや思いやりについて一緒に考えてもらえたら」と呼び掛けた。

 休憩を挟み後半は、高座に上がる仁嬌さん。上手(かみて)、下手(しもて)といった高座のしきたりや、手拭いと扇子であらゆるものを表現する落語の芸について触れた。続く演目は「天狗(てんぐ)裁き」。集まった観客は、生の落語に触れ大いに笑い、「オチ」では会場全体がひときわ大きな笑いに包まれていた。

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