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隠岐・知夫村で島留学体験ツアー 小中学生対象に「地域ぐるみ教育」打ち出し

地元漁師との漁体験も

地元漁師との漁体験も

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 隠岐・知夫村が現在、「島留学体感ツアー」の実施に向け、全国から参加者を募っている。

島唯一の知夫小中学校では地域の人々も「先生」に

 隠岐4島中、最も小さな知夫里島は一島一村となり、知夫村の人口は約600人。この春に小中学校が合併し、県内2校目となる小中一貫校「知夫村小中学校」がスタートを切った。人口の少なさゆえの密な人間関係を教育の場に生かし、同校では教師と生徒のみならず、毎年延べ1000人以上の地域の人々が学校教育に関わり、地域ぐるみの教育を行っている。2017年度からは「島留学」と称し、小中学生を島外から迎え入れることをもくろむ。

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 「ここでしか学べないことがある」と話すのは知夫村教育委員会。「小中一貫校なので、目標になる先輩が間近にいる。隠岐島前高校や公立塾である隠岐國学習センターとの連携を図り、キャリア教育や放課後学習、インターネット学習会も開いている。十分な学習機会を設けているので、豊かな自然環境とのびのびとした暮らしの中、広い意味での学びの喜び、学習習慣を身に付けてもらえたら」とも。

 ツアーは第1回が8月5日~7日、第2回が8月19日~21日。対象となるのは小学5年生から中学3年生の生徒とその親。2泊3日の行程には学校紹介のほか、「知夫里島まるごと体験」と称し、農業・漁業体験や、釣り・クルージング・海遊びなどの自然体験も含まれ、島の魅力を余すところなく体感できる内容となっている。参加費用は第1回が1万8,000円、第2回が1万5,000円。いずれも大人1人・子ども1人。現地までの交通費は含まない。

 「新しいことにチャレンジしたい、島の暮らしに興味がある、自然が好き、勉強を頑張りたい、『ふるさと』が欲しい。そんな生徒たちがこのツアーに参加してくれたら」と同教育委員会では話している。申し込み、問い合わせは知夫村教育委員会(知夫村郡、TEL 08514-8-2301)まで。