3密を避けて新しい生活様式へ!

隠岐で「中沼了三生誕200年展」 維新期に名声高めた地元の名士紹介

「中沼了三生誕200年展」が行われている隠岐の島町図書館

「中沼了三生誕200年展」が行われている隠岐の島町図書館

  •  
  •  

 隠岐・島後の隠岐の島町図書館(隠岐の島町西町)で「中沼了三生誕200年展」が開かれている。

孝明天皇からの御下賜品など約30点を展示

 旧隠岐郡西郷町・中村出身で、孝明天皇や明治天皇の侍講(先生)を務め、戊辰(ぼしん)戦争で参謀として活躍した中沼了三の功績を、生誕200年に際し再確認するもの。

[広告]

 了三の子孫である中沼郁さんから同館に寄贈された孝明天皇からの御下賜品である茶わんや皿、了三の書など約30点を展示。了三の功績や旧・隠岐国で尊王攘夷(じょうい)を目指した思想的背景が垣間見える内容となっている。

 「こんなにすごい人が隠岐出身とは。もっと自慢すればいいのに。隠岐の人は控えめ」という、島外の来訪者からの感想を受けたという同展。感想を受け同図書館では、「了三は、三条実美ら当時の政府要人と考え方の相違から衝突し官職を辞している。生誕200年を迎えるにあたり、隠岐在住の人でも了三について知らない人は多いかも」と話している。

 6月25日には、「暮らしに役立つ図書館講座」として講師に(公財)隠岐の島町教育文化振興財団理事である牧尾実さんを迎え、「中沼了三と錦之御旗」が開催される。

 講座「中沼了三と錦之御旗」は6月25日10時30分~11時30分。いずれも入場無料。問い合わせは隠岐の島町図書館(TEL 08512-2-2341)まで。

  • はてなブックマークに追加