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隠岐の高校で夜の珍事 ガラス割って「カラスバト」

割れた窓ガラスと飛び散る羽毛

割れた窓ガラスと飛び散る羽毛

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 隠岐島前(どうぜん)高校(海士町福井)で7月17日、教室内へ準絶滅危惧種に指定されている鳥「カラスバト」が舞い込む珍事があった。

校内を歩き回るカラスバト

 珍事が明らかになったのは同日夕方。同校3階・視聴覚教室で窓ガラスが割れているのを見つけた生徒が校内にいた教員2人に知らせた。教員の一人・鍋田さんが室内へ入ったところ、飛び散ったガラスの破片とともに多数の羽毛を発見。「これは鳥だ!」と確信するやいなや、教室の隅から羽音がしたという。

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 ぬれたように黒光りするカラスのような鳥の姿は首から上がハトそっくり。首元に特有の緑色グラデーションが確認できたことから、羽音の正体は準絶滅危惧種に指定されている「カラスバト」だと分かった。珍客の飛来に一時は騒然となったものの、カラスバトは意に介さず悠々とした様子。しばらく校内をうろついた後、開け放った窓から飛び去った。

 報告を受けた同校事務長の宍道さんは「窓が割れていては冷房が効かない。すぐにガラスを入れなくては」と苦笑い。床に残されたガラス片や羽毛は、教員の佐野さんが念入りに掃除機をかけ片付けた。

 時ならぬ珍事も事なきを得て、同校は24日の終業式を迎える。

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