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隠岐・知夫里島で住民向け講座 遺跡と古墳から神話ひもとく

熱心に聞き入る受講者(知夫村役場にて)

熱心に聞き入る受講者(知夫村役場にて)

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 隠岐・知夫里島で6月27日、「神話のハジマリ~遺跡から読み解く知夫・神島神話の謎~」と題した講座・ワークショップが開催された。主催は島根県古代文化センター、知夫村教育委員会。

神島(かんじま)を見渡す古墳群でのフィールドワーク

 隠岐島民を対象とし、土地にまつわる最新の研究成果を発表することで、身近にある歴史・文化への知見を深め、その価値を深めてもらうことを主眼とした隠岐国巡回講座の第9回として行われた同講座。知識欲を満たすまたとない機会ということもあり、島後・隠岐の島町からは、隠岐の歴史に興味を持つ10人のグループが、「この機会に知夫村へ行こう」とツアーを企画し訪れていた。島内外から45人を集め、講義の行われた知夫村役場は熱気に包まれた。

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 座学の後、一同は島根県埋蔵文化財調査センターの内田律雄学術博士とともに遺跡見学バスツアーへ。猫が岩屋古墳、石の唐櫃(からと)古墳、高津久横穴墓群跡などを見学。全ての古墳から、同村の総氏神として崇敬されている天佐志比古命(あまさしひこみこと)が上陸したとされる神島(かんじま)を見渡すことができることに、先人の信仰の深さを感じ入るなどして、実りある機会となった様子。

 共催の隠岐ジオパーク推進協議会では、「土地にまつわる最新の研究成果を発表し、関心を寄せてもらうことで、隠岐に住んでいる皆さんに、自分たちの身近に誇るべき歴史と文化があることを知ってほしい」と話している。

 次回、第10回は海士町に会場を移し、8月8日開催予定。

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