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隠岐・海士町で和歌講座隠岐で落語講演会

隠岐に別れの春 本土から「留学」の高校生、傘の波に見送られ離島

隠岐に別れの春 本土から「留学」の高校生、傘の波に見送られ離島

汽笛を鳴らして菱浦を出港する「フェリーしらしま」

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 隠岐・海士町の菱浦港で3月2日、卒業式を終えて島を離れる高校生を乗せたフェリーが、集まった教員や在校生ら150人余りの見送りを受けて出航した。

甲板で見送りを受ける生徒ら

 見送りを受けたのは、「島留学」と呼ばれる制度を利用して親元を離れ、島内の県立隠岐島前高校で寄宿生活を送ってきた本土出身の生徒ら。1日には卒業式へ出席し、在校中の身元を引き受ける役割の「島親」や教員、同級生・在校生らと別れを惜しんだ。

 一夜明けて2日、生徒らは船上の人に。甲板から投げる色とりどりのテープの端を握って見送る演出はあいにくの雨で取りやめになったものの、代わりに色とりどりの傘が岸壁に並んで揺れた。

 出航の合図にスピーカーから流れる蛍の光をかき消して同校の校歌がわき起こる中、フェリーは定刻より2分遅れて9時52分、ゆっくりと離岸。狭い湾内でくるりと回転して船首を本土に向けると、いつもより長めに鳴らした汽笛の響きを残し、次第に船脚を速めて去った。

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