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映画「渾身」錦織監督、隠岐で講演 「島根愛」語る

映画「渾身」錦織監督、隠岐で講演 「島根愛」語る

映画監督・錦織良成さん

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 隠岐・島後の隠岐島文化会館(隠岐の島町西町)で3月27日、映画監督・錦織良成さんの講演会が開かれた。

 島根県平田市(現・出雲市に合併)出身の錦織監督は、島根を舞台とした作品を複数制作。今回は隠岐古典相撲を題材とした映画「渾身KON-SHIN」のDVD発売を記念して講演を行った。

 出雲地方で撮影中の最新作「たたら侍」のメーキング映像の紹介から始まった同講演。「島根愛」を軸にした熱い語り口に、島前3島からの参加者も含めた会場は静かに聞き入っていた。

 「島根の良さは大衆迎合しない部分にある」と錦織監督。「隠岐には古典相撲、神楽など、古来の文化が生活に根付いている。文化と経済は表裏一体。歴史的に見て、文化が人の暮らしやまちをつくり、『本当の人生の豊かさ』を形づくってきた」と力説。「安心・安全な暮らしを『買う』時代に、人・文化・歴史・自然、そして食に恵まれた隠岐地方は、海外の価値観では『高級住宅地』。そんな地元の素晴らしさを大人たちは、子どもたちにもっと伝えてほしい」とも。

 島根に軸足を置いた映画制作を通して、日本の素晴らしさを世界に発信している錦織監督。「渾身KON-SHIN」は島根の映画であると同時に「日本の映画」であり、まだ余り知られていない日本の姿を描いているとして、モントリオール世界映画祭で好評を博したという。「映画の持つ表現力、人に語りかける力を再認識した」とも話した。

 監督の島根シリーズ第4作となる「たたら侍」は、「渾身KON-SHIN」に引き続き、劇団EXILE・青柳翔さんを主演に起用。錦織監督の姿勢に共感したEXILEのリーダー・HIROさんをエグゼクティブプロデューサーとして迎えた。「世界に誇れる日本の姿を『エンターテインメント時代劇』という形で発信したい」と意気込みを語った。

 隠岐経済新聞のインタビューに対して錦織監督は「今後も隠岐や島根で作品を作りたい。島根の魅力に引き寄せられた都会からの若い移住者の暮らしには物語がありそう」とも話していた。

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